[420] 明日を信じて

昨日、かつての勤務先の窓口に
所用で出かけた時のこと。

奥から呼びかける声がして、
目を向けると懐かしいお顔が。

20代の終わり頃、お世話になった上司でした。

一瞬「闘うか」「逃げるか」
私の体中では、無意識のストレス反応が
起きていたのでしょうが、
どちらも選択することなく促されるままに
応接間へ。

『人間らしい顔になったなぁ!』

『!!!』

開口一番のひとこと。
カウンターパンチでした。

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20代の終わり頃、前の会社の中で3本の指に入る
大きな部署にいた私にとって、
仕事はストレッサー以外の何者でもありませんでした。
人間関係にも、とても疲れていたように思います。

ストレス発散と称して、週末の気分転換にのみ
かなりの本腰を入れて・・・
心にも体にも、着実に疲労だけは蓄積していた日々。

脳幹も確実に疲労困憊だったことでしょう。
今にして思えば、そんなコンディションで、
毎日の生活が、人生が、うまく行くはずがありませんよね。

そんなトラブルメーカーだった私自身の記憶の中に
一瞬で時間旅行してしまいました。

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それでも、この頃の私があるから、
今の私があるのです。

『人間らしい顔になったなぁ!』

今をイキイキ生きているように映った、
そう解釈していいのでしょうか。
私はそう信じています。

今の私に、何よりのご褒美のひとことになりました。
ありがとうございます。

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さらなる明日を信じて。


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